特許を通して貴社の事業発展をサポートします

-他社特許からの防御方法- 第172号

2018.10.08 カテゴリー/ Column 

 こんにちは。田村良介です。


 中小、ベンチャー企業の社長さんとお話をしていると、

 自社で特許を取得することと、
 他社の特許を侵害しないことを混同して、

 誤解されていることがあります。


 もう少し分かりやすく言うと、

 『自社で特許を取得したのだから、当然、
  その技術は、他社の特許を侵害するものではない』

 と勘違いされていらっしゃる場合があります。

 
 ですが、実際は、

 自社で特許出願をして特許になるような発明でも、
 他社の特許発明を利用した発明であれば、
 
 他社の特許権を侵害することになります。

 
 ですから、新しい技術を開発した場合は、
 自社で特許出願をして、特許を取得するだけでなく、
 他社特許を侵害するものでないかを確認しておく
 必要があります。
 

 できれば、

 新しい技術を開発してから、他社特許を調べるのではなく、
 開発を始める前に、その分野の他社特許を把握したうえで、
 開発を進めることが理想です。


 なんとなくの感覚ではありますが、

 中小、ベンチャー企業の社長さんは、
 自社で特許を取得することには意識が向いていますが、
 
 自社の技術が他社特許を侵害しないものであるか
 については、意識が向いていない傾向にあるようです。


 攻めと守りの両方が大切だということですね。



 もっと言うと、特許活動をするにあたっては、

 自社技術の保護と、他社特許への対策の両方について、
 KPI(Key Performance Indicator)を設定して
 活動するのが、理想的なのだと思います。 


◇◆ セミナー開催のお知らせ ◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

  2018年11月20日(火)に、株式会社R&D支援センター主催にて、
  「技術者・研究者のための拒絶理由通知対応ノウハウ」につき
  セミナーを開催いたします。

 ★本セミナーは、『講師紹介割引』があります。
  ご興味のある方は、下記URLにて詳細をご確認のうえ、
  掲載されている「セミナー申込用紙」をご利用ください。

  http://www.lhpat.com/seminar20181120.html
  
  開催日時: 2018年11月20日(火)10:30~16:30予定
  会  場:【東京・江東区】商工情報センター(カメリアプラザ)9F 研修室
  定  員: 30名

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

————————————————————————————–
■当メールマガジンについて

※当メールマガジンは、私個人の特許に対する考え方や
 ノウハウをお伝えするものであり、ご紹介する内容の
 すべてが絶対的に正しいとは、考えておりません。

 予めご了承いただいたうえで、お読みください。

■メールマガジン「役に立つ特許実務者マニュアル」は
 著作権により保護されています。

————————————————————————————–


↑トップへ

Top