特許を通して貴社の事業発展をサポートします

こんにちは。田村良介です。


最近は、審査請求をした後、
特許庁からのファーストアクションが
届くまでの期間が大幅に短くなりました。


特許出願と同時に審査請求をすれば、
2年以内に特許になるかどうかが分かります。


そうやって、多くの出願にたずさわっていて、
いつも感じるのですが、


特許出願をする時は、

『進歩性が認められない可能性が高い』、
『特許にするのが厳しいかも』、

と思っていたものでも、

明細書作成の際に準備をし、
拒絶理由通知の際にしっかりと対応すれば、

特許は認められるものだなぁ、と。


そして、そのような出願こそ、
他社に対しての牽制効果も高いことが多いと。


こういう経験をするにつれ、

『出願をする前に、
 「進歩性がないだろう」という理由で、
 
 特許出願をあきらめるのは、もったいない』

と感じます。


特許が認められる可能性は高くなくても、

特許が認められた場合に、他社に対する牽制効果が
大きなものとなる可能性が高いのであれば、

チャレンジする、というのも選択肢としてあるはず。


極端ではありますが、

新規性さえあれば、あとは、どうやって進歩性を
主張するのかを考える、

というスタンスの方が良いのではないかと、
思っています。




◆今日のポイント◆
└───────────────────

 ☆「進歩性がないだろう」という理由で、
  特許出願をあきらめるのは、もったいない


 ☆進歩性が弱そうなものでも、

  明細書作成の際に準備をし、
  拒絶理由通知の際にしっかりと対応すれば、

  特許が認められる可能性は十分にある


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■当メールマガジンについて

※当メールマガジンは、私個人の特許に対する考え方や
 ノウハウをお伝えするものであり、ご紹介する内容の
 すべてが絶対的に正しいとは、考えておりません。

 予めご了承いただいたうえで、お読みください。

■メールマガジン「役に立つ特許実務者マニュアル」は
 著作権により保護されています。

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こんにちは。田村良介です。


先日の10月1日で、特許事務所を開業して、
10年が経過しました。

これも、お仕事のご依頼をいただけるお客様や、
日頃から応援して下さる皆様のおかげです。

ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。




さて、大変ありがたいことに、

これまで何十回と、セミナーでお話をする
機会をいただきました。


「拒絶理由通知への対応」というテーマでも、
何度もお話をさせていただいています。


実は、「拒絶理由通知への対応セミナー」で、
いつもお話をしていることがあります。


それは、

『特許がとれる内容で、特許をとるのではなく、
 特許をとりたい内容で、特許をとりましょう。』

というもの。


拒絶理由通知の内容を読むと、ついつい、

『審査官の主張はもっとも。
 反論するのは難しい・・・』

と感じてしまうことがあります。


そうすると、審査官との真っ向勝負はさけ、
確実に特許をとれるように、請求項を補正して、、、

となりがちです。



ですが、特許が確実にとれそうな内容で、
仮に特許が認められたとしても、

それが他社に対しての牽制にならなければ、
特許権を取得する意味はないわけで。



そこで、セミナーでは、

『特許をとりたい内容、他社に対しての牽制になる内容で、
 特許が認められるためには、どうすればいいか?』

という視点で考えて下さい、

ということをお願いしているわけです。



ただ、特許をとりたい内容で審査官に特許を認めてもらう、
というのは、そんなに簡単ではなかったりします。


そのために、拒絶理由通知へ対応するための高いスキルが
必要となりますし、

セミナーでは、そのための考え方やノウハウをお伝えしています。




◆今日のポイント◆
└───────────────────

 ☆特許がとれる内容で、特許をとるのではなく、
  特許をとりたい内容で、特許をとる。


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こんにちは。田村良介です。


このメールマガジンも、
途中で期間が空いたりもしながら(汗)、
150回目の発行になります。

こうやって、メールマガジンを発行することで、
最も勉強になっているのは、実は、私だったりします。


考えていることを文章にしようとすると、
うまく書けないことがあります。

途中で、キーボードをたたく指が止まります。

「あれっ? なんでだろう?」



実は、理解しているようで、
理解できていない部分があるから、

突き詰めて考えているようで、
突き詰めて考えられていない部分があるから、

手が止まります。


そこではじめて、自分の理解が十分でないこと
に気が付きます。


気が付けば、あとは、調べ、考え、
それを理解するための努力をします。



もうひとつ。

文章を書いていると、
自分の考えが深まっていくことがあります。

自分の書いた文章をきっかけに、
新しい気付きが生まれてくる、

という感じでしょうか。



セミナー講師をさせていただくときも、
そうなのですが、

何かを発信することで、
自分の考えを深めるきっかけとなります。




◆今日のポイント◆
└───────────────────

 ☆何かを発信するために文章を書くことで、
  
  ・自分が理解できていないことに気が付く、
  ・自分の考えを深めることができる、

  というメリットがある。


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※当メールマガジンは、私個人の特許に対する考え方や
 ノウハウをお伝えするものであり、ご紹介する内容の
 すべてが絶対的に正しいとは、考えておりません。

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 著作権により保護されています。

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こんにちは。田村良介です。



明細書を書くことに慣れていない段階では、

発明の内容を、どこまで具体的に書けば良いのか、
迷うことがあるかと思います。


こんなとき、
明細書に何を書くのかの基準をもっていると、

大きく悩むことなく、安心して、
明細書の作成を進めて行くことができます。



それでは、明細書に何を書くかですが、
以下を意識していただくと良いのではないかと。


 ・実施可能要件・サポート要件などの
  記載要件を満たすために必要なことを記載する

 ・将来、補正をする際の補正の根拠となり得る
  ことを記載する



まず、1つ目。

簡単に言うと、

明細書を見た人が、

「明細書の記載+技術常識をもとに、
 発明を実施できる程度に記載する」

必要があります。

その発明の内容を知らない人が、

明細書の記載とその分野の技術的な常識の
両方を考慮に入れると、発明が実施できる、

と言えるまで、

具体的に発明の内容を説明していきます。


例えば、

明細書の記載とその分野の技術的な常識をもとに、
発明品を製造できるように記載します。



次に、2つ目。

将来、補正をしたいと思ったときに、
記載があればいいなぁ、

と思うものを記載します。


つまり、補正の根拠となりそうな事項を
記載します。


補正の根拠となりそうな事項とは、

「発明の効果に影響を与えるだろう要素」
と言っても良いかもしれません。



例えば、発明の効果が、
成型品の強度であったとします。


そうすると、

成型品の強度に影響を与えそうな要素
(例えば、成型品の組成の比)が、

補正の根拠となり得るので、記載しておいたほうが良い、
ということになります。



例えば、運動器具に関する発明であれば、

運動の効果の高さに影響を与えそうな要素、
運動時の安全性に影響を与えそうな要素などを

明細書に記載しておく、ということになります。




◆今日のポイント◆
└───────────────────

 ☆明細書には何を記載するのか?

  ・実施可能要件・サポート要件などの
   記載要件を満たすために必要なことを記載する

  ・将来、補正をする際の補正の根拠となり得る
   ことを記載する


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-進歩性 三種の神器- 第148号

2017.09.25 カテゴリー/ Column 

こんにちは。田村良介です。



新・三種の神器って、ご存知ですか。

家電について、三種の神器という言葉が
初めて使われのは、1950年代。

その頃の三種の神器は、
冷蔵庫、洗濯機、白黒テレビでした。


新・三種の神器は、

 ロボット掃除機、
 全自動洗濯乾燥機、
 食器洗い機

とのこと。


先日、10年以上、頑張ってくれていた
我が家の掃除機が、壊れてしまいました。

スイッチを押しても、応答してくれません。

10年以上、頑張ってくれたことに感謝しつつ、
思い切って、ロボット掃除機を購入しました。


実際に使ってみて、すごい便利。

壁にぶつかりながらも、頑張って床を掃除して
くれている姿をみて、愛着がわいてきました。



さて、かなり強引ですが、
発明の進歩性を主張する際も、三種の神器があります。


進歩性の三種の神器は、

 ・相違点
 ・発明の効果
 ・阻害要因


先行技術と相違点がなければ、
そもそも新規性がない、

ということになりますから、

発明が先行技術に対して相違を有することは、
大前提となります。



次に、発明の効果。

先行技術に対して優れた効果を
有するものであればあるほど、

進歩性は、認められやすくなります。



最後に阻害要因。

先行技術において本願発明と同じ構成を
採用することを阻害する事情がある場合は、

進歩性は、認められやすくなります。


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