特許を通して貴社の事業発展をサポートします

-発明を把握する方法とは?- 第165号

2018.08.20 カテゴリー/ Column 

 こんにちは。田村良介です。


 うちの事務所では、請求項を作成するときに、
 『発明把握シート』なるものを活用しています。

 どこかで販売されているものではなく、
 私がつくったものです。


 請求項は、特許の権利範囲を定めるものです。

 請求項は、発明の効果が発揮されるために、
 最低限、必要な要素だけで記載することが理想です。

 発明の効果とは関係のない要素が含まれていると、
 他社に発明のコンセプトの真似をされたうえで、
 特許権侵害を回避される、

 ということが、起こってしまいます。 
 

 発明の効果が発揮されるために必要な要素は何か?
 を考えるのに用いるのが、『発明把握シート』となります。


 といっても、そんなに複雑なものではありません。

 
 簡単にご紹介すると、


 その発明の優れた効果は?
 
     ↓

 優れた効果が得られる理由は?

     ↓

 発明に必要な要素は?


 の順で考えていくためのシートです。


 あとは、

 見つけ出した『発明に必要な要素』以外で
 発明の効果が得られるようなことはないか?、

 見つけ出した『発明に必要な要素』に含まれる概念でも
 発明の効果が発揮されない場合はないか?

 を考えて、

 『発明に必要な要素』が適切なものであるか、
 見直しをします。


 こういった順序で考えていくことで、
 
 発明の効果が発揮されるために必要な要素を、
 見つけ出すことができます。


 とはいっても、そんなに簡単ではないのですが。


 ご参考まで。


————————————————————————————–
■当メールマガジンについて

※当メールマガジンは、私個人の特許に対する考え方や
 ノウハウをお伝えするものであり、ご紹介する内容の
 すべてが絶対的に正しいとは、考えておりません。

 予めご了承いただいたうえで、お読みください。

■メールマガジン「役に立つ特許実務者マニュアル」は
 著作権により保護されています。

————————————————————————————–


↑トップへ

Top